EC-CUBE のカスタマイズ その2(EC-CUBEのデータベース構造)

eccube-2.13.2をダウンロードすると、docsフォルダ内に以下の様なデータベースの構造を記したドキュメントがあります。

  1. eccube-diagram.jude
  2. ER-D_Logical.pdf
  3. ER-D_Physical.pdf
  4. table_definition.xls
  5. テーブル定義書(EC-CUBE2.13dev).xlsx

eccube-diagram.judeは、システム内でのアクション(例えば「商品登録」)と使用しているテーブルとの相関マトリックスやE-R図などが全て網羅されたファイルです。astah* communityという無償のUMLモデリングツールで参照できます。astah* communityはここからダウンロードできます。

テーブルにはmtb_で始まるテーブルとdtb_で始まるテーブルとが有ります。

マスタデータ

mtb_で始まるテーブルは全て以下の列より構成されています。

id              smallint (primary key)
name        text
rank          smallint

これらのテーブルは、管理画面において「システム設定」-「マスタデータ管理」でテーブル名を選択して直接メンテナンスが出来ます。

マスタデータ管理

ただし、このデータはdata/cacheにテーブル名.serialというファイル名で保存され、キャッシュとして利用されていますので、メンテナンス後にこの内容を削除する必要があります。そうしないと、いくらメンテナンスしてもシステムには反映されません。削除しても新たにシステムがマスタデータを取得する際にキャッシュします。

新規にmtb_hogehogeを同じ内容で追加すると、他のマスタデータと同様に「マスタデータ管理」でメンテナンスを行うことが出来ます。顧客情報や商品情報に属性を追加したいような場合に利用できます。

顧客情報はdtb_customer、受注情報はdtb_orderとdtb_order_detailというようにわかりやすいのですが、商品情報はやや複雑になっていますので、以下に説明いたします。

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