Android端末のキーボードはGoogle日本語入力がいいね!

Web Application Pack Excel活用在庫管理システム」はタブレット端末で利用することを考えて開発しました。そこでテストでもAndroid端末を使用していました。

クラウド環境のデータベースから棚卸データをExcel出力するのですが、スプレッドシートの取り扱いに「Document To Go Full Version」を使いました。1,425円のAndroidアプリでまぁまぁそれなりに使えるアプリですが、棚卸数量を入力するときに使用するソフトキーボードには少々困りました。日本語入力用のSimejiだと数値入力には使いづらい。その他の英語用のキーボードは英字がベースで、数字入力に切り替えても一文字数字を入力するとすぐに英字に切り替わってしまいます。

Yahooニュースに「【ハウツー】意外に知らないAndroid – 大画面スマホのテンキー入力を快適にする方法」という記事がありました。

「大画面のスマートフォンでテンキー入力を快適に行う方法」として、米Googleの提供するGoogle日本語入力の利用を提案したい。

という記事です。(マイナビニュース 4月27日(土)8時10分配信 )

Google日本語入力
Google日本語入力

Google日本語入力のサイトにはあまり詳しく紹介されていませんが、10キーなんかも用意されており、画面の右下などに寄せて表示させるようなこともできます。これでAndroid端末も随分と使いやすくなりました。

RFIDを使用した避難所における受付実証実験とRFIDの利用価値について

2015年9月6日(日) 長岡市青葉台3丁目自主防災会の避難訓練後に、避難所における受付をRFIDタグとリーダーを使用して効率的に行う実証実験を行いました。開発は長岡アイティ事業協同組合有限会社ワタナベプランと共同で無償開発いたしました。

青葉台3丁目町内会長とRFIDリーダー
青葉台3丁目町内会長とRFIDリーダー

机の上の縦長の白い機械がRFIDリーダーライターです。これは東北システムズ・サポート社製のUHF帯RFIDハンディリーダライタ DOTR-910Jです。今回はAndroid端末用の機械としましたので、後方においてあるAndroidスマホとBlueTooth接続して使用しています。

RFIDタグの名札
RFIDタグの名札

これがRFIDタグを貼り付けた名札です。今回は仮名の住民台帳から名刺用紙に名札印刷し、ロール状になっているRFIDを貼り付け、ラミネート加工しカードフォルダーに入れたものと、ビブスに取り付けたものを使用しました。

このRFIDはアンテナ部分も大きく読み取り精度は非常にいいようです。

リーダーの前を通過するだけで受付
リーダーの前を通過するだけで受付

中学生も参加してタグの読取り実証実験を行っています。
NHKも取材に来られ放映されました。

実証実験では100人の受付が皆さんへの説明をしながらでも5分で終了。説明ではモニターやパソコンを使用していますが、受付自体はスマホとリーダーがあれば可能です。

ライフラインの停止した夜間などでも十分に活用できることが実証されました。

この実証実験は国立研究開発法人防災科学技術研究所「イノベーションハブ構築支援事業FS採択」の実験プランで採用され現在実験プランを開発中です。*注「防災イノベーションハブ事業」はJST(国立研究開発法人 科学技術振興機構)のイノベーションハブ構築支援事業において、平成27年度FS課題として選定していた課題から、平成28年度本採択課題とされました。

ユニクロで商品にRFIDを取り付け、試着の管理やレジ精算にまで利活用することになりましたが、今回の実証実験でいろいろと応用できることがわかりました。今回使用したリーダーライターは出力が250mWの特定小電力型ですが、920MHz帯を使用したタイプで、回りこみもあるので特に室内では読み取り感度が高いです。室内試験では7mくらいまで読み取れました。実証実験は屋外でしたが、だいたい1mくらい離れたところを通過してもらうようにしていましたが、5mくらい離れたところから読み取り始めていました。

職員の入退室管理などでも利用できるでしょう。通常はNFCなどを使用していますので、両手がふさがっている場合などリーダーにタッチさせる必要もあって不便ですが、これであればそのまま通過できます。Androidタブレットなどは非常に安価に購入でいますので、在庫管理や生産管理などでもこれまでの専用端末を使用したバーコード読み取りと比べると導入コストを抑えることが出来るでしょう。

施設でのお年寄りの見守りや児童館でのお子さまの入退室管理など広く応用できると思います。

原発はどこ? スマホアプリ制作 暫定公開中

原子力災害発生時の避難計画は遅々として進んでいません。

とりあえず小さなお子様と若い人たちにはまずは30Km以上離れたところに避難してもらうのが一番です。

そこで「原発はどこ?」というスマホアプリを制作しました。

原発はどこ? Ver1.1.1
原発はどこ? Ver1.1.1

アプリを起動すると、まずは22登録してある原発施設から最寄りの原発からの方向と距離が表示され、GoogleMapに表示します。当該原発から半径5km以内は黄色い円、30km以内は赤い円が表示されます。

暫定的にAndroidアプリのパッケージを下記よりダウンロードできるようにしました。お使いになったご感想をお願いします。

なお、気象予報士の方に相談していますが、ここに風の情報なども掲載したいと発展形を考えています。

ダウンロードはこちらから

ダウンロードは コチラ から

更新履歴:2016/03/29  常時GPS監視をして現在地を追跡するように変更(バッテリーは食います)

更新履歴:2016/03/16  UI変更