メールサーバーをGoogle Appsに

ドメインを取得し、自社サイトを立ち上げる際、多くの企業は共有サーバーを利用しているようです。共有サーバーであれば基本的な機能は備え付けられていますので、運用管理上の面倒も殆どありません。ただ、よくお聞きするのは、迷惑メールが多すぎて、重要なメールまで削除してしまった、とか、メールの整理に毎日貴重な時間を奪われていて困る、という声です。

私のところも、以前は一日に受け取るメールのうちの90%以上が迷惑メールでした。さらに迷惑メールではないけれども、営業のメールなどたいていは削除してしまうメールが残り10%のうちの半分以上。こういう方も多いと思います。解決策の一つとしてメールサーバーをGoogle Appsに移行してしまう、という方法があります。

使用しているドメインでGoogle Appsに登録してしまい、DNSのMXレコードをGoogle Appsに変更してしまう、というただそれだけで迷惑メールから解放されます。というのも、メールはGmailで受け取ることになりますので、これは上手に迷惑メールを仕分けてくれます。迷惑メールフォルダに収まったメールも黙っていれば30日後に自動的に削除されます。

メールアカウントが10以内であれば、Google Appsも無料で使えます。人数の少ない企業であれば、こんな方法もあります。ドメインの取得もGoogle Appsで行なってしまえば、10ドルで取得も年間更新もできてしまいます。
共有サーバーではなくVPSで自社サイトを運営する場合も、攻撃を受けるメールサーバーを持たないことがどれだけ管理者にとって福音であるか。

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