KCSのWebアプリ開発

Webアプリケーション開発の会社です

コンピュータの利用形態は周期的に変遷

  1. メインフレームやオフコンによる集中処理
  2. クライアント/サーバー型の分散処理
  3. Webアプリケーションによる新しい集中処理
  4. Webアプリケーションの進化でプラス分散処理

アプリケーションを分散させるクライアント/サーバー型の情報処理システムは、高速処理は実現できますが、インストールやバージョンアップ等の手間や管理コストが大きく、またそのことは障害時復旧にも時間がかかり可用性の低下を招いています。

クライアント側にはブラウザのみ必要なWebアプリケーションは、ブロードバンド環境が整備された現在では高速処理も実現でき、大幅なコストダウンの実現とともに可用性の向上に寄与しました。

それでも、サーバーとのやり取りが画面単位で行われるWebアプリケーションでは、基幹業務への利用が進みませんでした。KCSではAjax等の使用により、操作性を大幅に向上させたWebアプリケーション開発で、基幹業務への適用を可能にして参りました。

オープンソースソフトウェアを利用しています

ハードウェアの価格に比べ、ソフトウェアのライセンス料が負担と感じるユーザーは多いはずです。地方都市には都会のような大企業は多くありません。伝統的な地場産業など企業規模は小さいけれども、日本の産業の下支えとなっている優良な企業は多くありますが、このようなライセンス料が重くのしかかってくる状態では、情報システムを利活用することができません。
そんな企業のお手伝いをする道を、KCSではオープンソースソフトウェア(OSS)に見つけました。

「オープンソースソフトウェアは信頼性が低い」とか「ライセンス料の高さは優良なソフトウェアの証し」などという理由で、ハードウェアよりも高額な負担がOSやデータベースなどの基本ソフトにかけられていませんか?

オープンソースソフトウェアは使ってみなければわかりません。

システム監査人の立場でシステムづくり

神田英一朗
代表取締役 神田英一朗

私は、恥ずかしながら何度も不合格になりましたが、平成2年の国家試験で情報処理システム監査技術者試験に合格しました。システム開発のかたわら、第1回の国家試験から5年目の挑戦で合格したのですが、おかげでシステム監査人の立場でシステム開発を行えるようになりました。

ちなみに、システム監査を外部監査として行う場合、我々情報処理技術者がその任を負うことは滅多にないことでしょう。ほとんどは監査法人などが行なっています。

実際に行われているシステム監査は、古めかしい時代に作られたシステムばかりが対象となっており、最新分野においてはその技術を理解できるシステム監査人もあまり存在しないでしょう。

システム監査は準拠性の監査となっています。その基準やガイドラインが古ければ監査を行なっても実効性がありません。今も顧客情報の漏洩は増え続け、これだけでも経営者の立場を脅かすリスクとなっています。

「システム監査人の立場」は常にユーザーの経営者の立場にあります。

  • 顧客情報が漏洩したらどういうことになるか
  • 情報処理システムが中断することが経営にどのような影響を与えるか
  • 投資効果のない情報処理システムを開発して何になるか
  • だらだらと期間ばかりかける開発に何の意味があるか

情報処理システムの企画段階で「本当に経営者にとって投資する効果のある情報処理システムとなっているか」、可用性、機密性をBCPに照らし合わせて、必要な情報処理システムを短期間にコストを抑えて開発する事が必要です。